プレートについて
Ⅴ GYMWAYバンパープレートの特徴
そこでアジアメーカーの製品を調査した結果、台湾のバーベルメーカー「GYMWAY社」のバンパープレートがリーズナブルで、更に重量誤差が少なく薄型と、求めていたスペックの製品である事がわかりました。
当店はGYMWAY社と直接交渉し大規模に買い付けた商品を、可能な限り輸送・中間コストを抑え、オンラインショップで直売する事により、競技練習にも使用可能な高精度バンパープレートとしては破格の低価格を実現しました。
【GYMWAY社とは】
公式ホームページ
GYMWAY社は創業1981年の台湾大手バーベル製造会社で、中国・台湾のバーベル製造会社では数少ない自社ブランドの製品を製造販売しています。
有名フリーウェイト器具メーカーへのOEM供給や、積極的に新製品の開発、展示会への出店も行っており、今後注目のバーベルメーカーです。
【台湾製バンパープレートの品質】
現在北米や欧州のメーカーを中心に様々な製品が販売されているバンパープレートですが、自国の自社工場で製造しているメーカーは極めて少なく、高価な競技用から安価な家庭用までその殆どが中国や台湾のサプライヤーに製造を委託したものです。
つまりバンパープレートに関しては世界のあらゆるメーカーの高級品から安物まで殆どが中国・台湾製というのが実態です、そのため当然「台湾製=低品質」という事はありません。
GYMWAY社のバンパープレートについてはMBC POWERジムでも競技練習に使用しておりますが、質感や精度は北米や欧米有名メーカーの製品と比べても決して劣らない水準にあると感じます。
【GYMWAY社製バンパープレートのスペック】
トレーニングバンパープレート
・オリンピックシャフト用
・ラバーコーティング
・5000回の落下試験をクリア
・ラバー部分の素材:ヴァージンラバーと合成ラバーの混合
・ラバー部分のカラー:マットブラック
・プレートの直径:450 mm
・重量誤差±50g以内
・センターハブに特許デザインのワンピースソリッドスチールを使用
・高重量トレーニングにも使用しやすい薄型バンパープレート
・Made In TAIWAN
・厚み 25kg:57.5mm 20kg:47.4mm 15kg:39.2mm 10kg:32.4mm
コンペティションバンパープレート
・オリンピックシャフト用
・ラバーコーティング
・30000回の落下試験をクリア
・センターハブの素材:ソリッドスチール
・センターハブの表面処理:クロムメッキ
・ラバー部分の素材:ピュアヴァージンラバー
・プレートの直径:450 mm
・重量誤差±5g以内
・IWF(国際ウェイトリフティング連盟)規格仕様
・高重量トレーニングにも使用しやすい薄型バンパープレート
・Made In TAIWAN
・厚み 25kg:57.5mm 20kg:47.4mm 15kg:39.2mm 10kg:32.4mm 5kg:23.1mm
【GYMWAY社バンパープレートの特徴】
※持ちやすく高重量トレーニングにも使いやすい薄型バンパープレート
(トレーニングバンパープレート、コンペティションバンパープレート共通)
バンパープレートをスクワットやデッドリフトのような高重量を扱う種目で使用する際、200kg以上になってくると厚みからくるシャフトの撓りの影響が大きくなり、300kg前後ではフルスタックとなりプレートがそれ以上装着出来なくなるという問題が出てきます。
クイックリフトやウェイトリフティング練習はともかく、200kgオーバーでのBIG3のようなトレーニングで使用する場合は薄いバンパープレートの方が使いやすいと言えます。
私(店長神野)は現在のMBCジムを立ち上げた際に標準的な厚みを持つROGUEのコンペティションバンパープレートを導入して200kg以上でのスクワットやデッドリフトを行い、やはりこの厚みからくるデメリットを感じました。
そこでアジアのメーカーを調べ、見つけたのがGYMWAY社のバンパープレートでした。
GYMWAY社のバンパープレートは他社のバンパープレートと比較して薄型に作られており、パワーリフティングジムやボディビルジムといった高重量でのBIG3が中心となるジムでも使いやすいのが特徴です。
薄型のGYMWAYトレーニングバンパープレート20kgと、バンパープレートとして標準的な厚みのROGUEコンペティションバンパープレート20kgの比較。
・バンパープレートの厚みとバーベルの最大重量
一般的なオリンピックシャフトはスリーブ長41.5cm程度で作られております。
ここにカラーを装着するスペースが少なくとも5cmは必要となりますので、実際にプレートを装着できるスリーブの長さは36.5cmほどになります。
プレートの厚みにより、スリーブに装着可能な20kgプレートの枚数と、その時のバーベルの重量は下記のように変わってきます。
20kgプレートの厚みが75mmのバンパープレート(センターコアの無いタイプのバンパープレートの標準的な厚み)
→20kgプレートを片側4枚まで装着可能(重量180kg)
20kgプレートの厚みが55mmのバンパープレート(センターコアの有るタイプのバンパープレートの標準的な厚み)
→20kgプレートを片側6枚まで装着可能(重量260kg)
20kgプレートの厚みが47.4mmのGYMWAY社のバンパープレート
→20kgプレートを片側7枚まで装着可能(重量300kg)
このようにGYMWAY社のバンパープレートは薄型に作られている事で高重量でのトレーニングにも使いやすく、更に厚すぎないので掴みやすく持ち運びもしやすいという優れた特徴を持っています。
※特許デザインのワンピースソリッドスチール
(トレーニングバンパープレート)
GYMWAYトレーニングバンパープレートには高精度で堅牢な一体成型スチールコアが使用されています。
本格的なスチールコアを備えたバンパープレートは厚みが抑えられる為使いやすく、長年の使用により穴の周囲のゴムが傷んでボロボロになる事もありません。
※ボルトレスコア
(コンペティションバンパープレート)
コンペティションタイプのバンパープレートは、一般的にスチールコアの片面に重量較正用のボルトが装着されておりますが、GYMWAYコンペティションバンパープレートにはこのボルトがありません。
これは特許技術によりボルトを使わずコア内部で重量較正を行っているもので、これにより見た目が美しく、長年の使用によりボルトが外れるトラブルも防ぐことが出来ます。
写真左 ROGUEコンペティションバンパープレート
写真右 GYMWAYコンペティションバンパープレート
【写真】
トレーニングバンパープレート
ROGUEトレーニングバンパープレートとの比較
コンペティションバンパープレート