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ジムの床に敷くラバーマットは、トレーニング環境を整える上で欠かせない重要アイテムです。
適切なマットを選べば、床の保護・防音対策だけでなく、安全面やトレーニング効率の向上にもつながります。
本記事では、ジムの形態(ホームジム、商業ジム、リフティングジムなど)に応じたジム用ラバーマットの選び方を解説します。
さらに後半では、プロの視点でも納得の品質を持つSLDSラバーマットについてもご紹介します。
ジムの用途や設置場所によって、床に求められる役割やマット選びのポイントは異なります。ここではホームジム、商業ジム、リフティングジムの3つの形態別にラバーマットの必要性を見てみましょう。
自宅にトレーニングスペースを設けるホームジムでは、床へのダメージ防止と防音が特に重要です。
住宅の床はジム専用の強化床ではないため、ダンベルやバーベルをうっかり落とすとフローリングを傷つけたり、階下へ大きな振動や音が伝わってしまう恐れがあります。
そこでホームジムの床材にはクッション性と耐衝撃性の高いラバーマットを敷くことが推奨されます。
ラバーマットを敷くことで、器具の設置や落下による床の凹みや傷を防ぎ、トレーニング中の騒音・振動も和らげることができます。
結果として家族や近隣へ配慮し、安心して筋トレに集中できる環境が整います。またホームジムでは限られたスペースに合わせてマットをレイアウトする必要があるため、カット加工や設置が簡単なタイル状マットを使うと便利です。
必要な部分だけに敷き詰められるので、コストを抑えつつ効率よく床を保護できます。
スポーツジムやフィットネスクラブといった商業ジムでは、不特定多数の利用者が日々トレーニングを行うため、床材には耐久性と安全性がより一層求められます。
重いマシンやラックを多数設置しても耐えられる強度と耐久性が必要ですし、有酸素マシンエリアでは常時振動や騒音が発生し、ダンベルエリアやフリーウェイトエリアでは連日重いベンチが移動し重量物が落下するため、床の損傷防止・防音対策は必須です。
ラバーマットを全面に敷き詰めることで、重い器具を設置しウェイトを落としても床の破損を防ぎ、騒音や振動も吸収できます。また、ラバーマットの滑りにくい表面は利用者の転倒リスクを減らし、安全面でもメリットがあります。
商業ジムでは広範囲に敷設するため、大型サイズのマットやロールタイプのマットを使うと継ぎ目がずれにくくメンテナンス性も良好です。
さらに床の見た目もジムの雰囲気づくりに影響するため、デザイン性のあるマット(例えばカラーのチップ入りのマット)を取り入れることで、利用者にとって魅力的な空間演出にもつながります。
パワーリフティングやウェイトリフティング専門のジム(リフティングジム)、そしてリフティングに対応した本格的なフリーウェイトエリアを備えたジムでは、高重量トレーニングに適した床づくりが最重要課題です。
そのためには、種目エリアごとに複数のマットを組み合わせたり、使い分けることが必要になります。
まず、パワーラックやスクワットラックを設置するスクワットエリアは薄く沈み込みの少ないマットを使用します。
適度な硬さとグリップ力のあるラバーマットは、リフターが安心して高重量スクワットを行える安定した足場を提供します。
デッドリフトやクイックリフトを行うプラットフォームエリアには、分厚いラバーマットを使用してバーベル落下時の大きな衝撃を最大限に吸収します。
リフティングジムではしっかりしたラバーマット敷設により、床の損傷や近隣への騒音・振動の伝播を防ぐだけでなく、トレーニング器具(バーベルやプレート)も守っています。
分厚いマットは衝撃吸収性が高く、落下に伴うバーベルやプレートへのダメージも緩和してくれるので、器具の寿命延長にも寄与します。
リフティングジムでは最もハードな使用に耐える業務用クラスのマットが必須と言えるでしょう。
以上を踏まえて、具体的なおすすめラバーマット製品を紹介します。国内外の高品質なトレーニング器具を提供するMBC POWERでは、ラバーマットの専門メーカーSLDS(セルデス)社製のジム用マットをラインナップしています。
それぞれホームジムから本格ジムまで用途に応じて選べる製品です。実際にMBC POWERジム(自社のトレーニング施設)でもこれらのマットが採用されており、全日本クラスのパワーリフター達が使用する中で耐久性や使い心地をテスト済みです。それでは、用途別にMBC POWERおすすめのラバーマット6種を見ていきましょう。
ホームジムから一般的なジムまで幅広く使えるスタンダードなラバーマットです。厚さは15mmでSLDSラバーマットの中では最も薄く、裏面も凸凹の無いフラットな形状のため、安定性抜群という特徴があります。
超高重量でトレーニングを行っても沈み込みが無いため、スクワット時の足場にも最適です。
表面は耐久性とグリップ力に優れたラバーでコーティングされ、内部は衝撃吸収に優れたゴムチップ素材の二重構造になっています。
厚み15mmながらも消音性・耐衝撃性に優れ、家庭の床を保護するホームジム用マットとしても、ジムのフリーウェイトエリア床材としても安心して使えます。重量約3.6kgと扱いやすいサイズで、必要に応じてカッターナイフでカットできるので、お部屋の形状に合わせてピッタリ敷き詰められます。
デザイン性と機能性を兼ね備えた厚さ20mmタイプのジョイントマットです。
表面素材には特許出願中の新開発ラバーを採用しており、高品質なバージンラバーによるレザー調の仕上げと、美しい単色カラーを実現しています。
ブラックとレッドの2色から選べるので、ジムの雰囲気やお好みに合わせてカラーコーディネート可能です。
20mmの厚みは衝撃吸収性・防音性が高く、裏面には凸凹のあるデザインのため、騒音や振動を大幅に低減します。更に、付属の樹脂製ジョイントパーツでタイル同士を簡単に連結でき、設置しやすい構造になっています。
一方で、裏面に凸凹のあるデザインは、高重量でのバーベルスクワットといった種目では少し沈み込みを感じる事もあります。
余分な部分はカットしてサイズ調整できる自由度もあるため、ホームジムの部分敷きから商業ジムの全面敷きまで柔軟に対応できます。見た目の高級感と実用性を両立したこのマットは、「見映えや質感も重視しつつ本格的なラバーチップマットを敷設したい」という方に最適な選択です。
厚さ25mmのジョイント式ラバーマットです。厚みが増しただけでなく裏面に凸凹のあるデザインのため、15mmタイプに比べクッション性・静音性がさらに向上しており、重量物の落下による床への衝撃や騒音をしっかり吸収します。
内部構造は高い消音・防振性能を持つゴムチップ層、表面は耐摩耗性に優れたラバー層の二重構造で、ハードな使用にも耐える頑丈さです。
裏面にはジョイント連結用の突起があり、付属パーツで簡単にタイル同士を固定できます。これにより、大きなエリアでもマットがずれたり間が空いたりしにくく、安全な床面を維持できます。
厚みがある分、踏んだときの弾力も感じられるため、膝や腰への衝撃軽減効果も期待できます。例えば、マットの上で飛び跳ねるようなトレーニングする際の関節への負担軽減にも有効です。
裏面に凸凹のあるデザインのため、高重量でのバーベルスクワットといった種目ではやはり15mmタイプよりも沈み込みがあります。「静音性やクッション性を最優先したいが、トレーニング時の安定感もある程度確保したい」という用途におすすめのマットです。
プラットフォームとしても十分な厚さ50mmタイプのジョイントマットです。
特に衝撃吸収・防振性能が高く、大重量を扱うリフティングエリアに最適な仕様となっています。
例えばオリンピックリフティングで高所からバーベルを落とすような場面でも、この50mmマットがしっかりと衝撃音と振動を吸収してくれます。
表面のラバー層は耐久性・グリップ力ともに非常に高く、長期間のハードな使用にも耐えられる設計です。
付属のジョイントパーツでタイルを連結することで、複数枚を組み合わせて好みの大きさの床エリアやプラットフォームを構築可能。
必要に応じてカットもできるため、部屋の形状に合わせた敷設も行えます。厚み50mmというと相当な重厚さですが、50cm四方サイズなので取り回しもまだ容易です。
一枚あたりの重量は重めですが(約10kg程度)、その分設置すれば抜群の安定感があります。「自宅でデッドリフト専用エリアを作りたい」「ジムのフリーウェイトゾーンに床厚を増して安心感を持たせたい」といった場合にうってつけです。
裏面に凸凹のあるデザインですが、沈み込みは厚み20mmや25mmのタイプよりも少なく、高重量でのスクワットといった種目にも高水準に対応しています。
実質的に競技用プラットフォーム同等の衝撃緩衝効果が得られるため、高重量トレーニングでも床を気にせず思い切り取り組めます。
大型サイズの厚み50mmジョイントマットです。1枚が65cm×90cmと広いため、敷き詰める際の継ぎ目が少なく、より一体感のある床面を作ることができます。
特筆すべきは、プラットフォーム用途に特化している点です。従来、重量挙げ用のプラットフォームを設置するには枠や合板を組み合わせた大掛かりなものが必要でしたが、この大型ジョイントマットを使えば枠不要で簡易プラットフォームが完成します。
付属のジョイントパーツで固定できるので、最小2枚(65cm×180cm)を並べてコンパクトなデッドリフト用プラットフォームにしたり、最大12枚を連結して競技用サイズに近い大型プラットフォームにしたりと、自由自在にサイズ調整が可能です。
実際の使用例として、2枚で縦長に敷けば省スペースなデッドリフトゾーンに、4枚を正方形につなげればパワーラックの下にピッタリ収まるプラットフォームになるため、ホームジムでの騒音防止に非常に効果的です。1枚あたり約25kgと重量級ですが、その重みが安定した床を生み、重いバーベルを落としてもビクともしません。
MBC POWERジムでもこの大型マットを使用したプラットフォームが導入されており、トップレベルのリフターが実際に使用してその耐久性と衝撃吸収性を確認済みです。
本気のリフティングエリア作りを検討している方にオススメできるプロ仕様マットです。
人工芝とラバーマットが一体化したユニークなタイルマットです。
表面に人工芝、下地に衝撃吸収性の高いラバーチップ層を組み合わせており、欧米のジムで見られるような人工芝のトレーニングエリアを手軽に作ることができます。
写真のようなファーマーズウォーク(重りを持って歩く)、タイヤフリップ、バトルロープ、ソリ(スレッド)を使ったプッシュ・プルトレーニングなど、床に強い摩擦や衝撃が加わるエクササイズでも、このラバーターフなら安心です。
人工芝のクッション性とラバーマットの弾力性により、足腰への衝撃を和らげながらも十分なグリップを発揮し、器具を引きずっても床を傷つけません。50cm×100cmのタイル状なので施工も簡単で、必要枚数を床に並べるだけで人工芝ゾーンが完成します(タイルタイプのため敷き詰めると継ぎ目は若干見えます)。
厚み22mm(芝12mm+マット10mm)の構造は防音性にも優れており、激しいトレーニングによる騒音・振動を低減します。ホームジムで屋外さながらのトレーニングを楽しみたい方や、商業ジムでファンクショナルトレーニングエリアを拡充したい場合にピッタリの床材です。
最後に、ジム向けラバーマット選びで押さえておきたいポイントをまとめます。
ジム形態に合わせて必要性を確認:ホームジムでは床保護と防音、防振が主目的。商業ジムでは耐久性と安全性が重要。リフティングジムでは設置エリアに合わせた選択が必須です。自分のジム環境で何を重視すべきか整理しましょう。
用途に応じた厚み選び:バーベルを落下させるトレーニングには50mmの厚手マット、ジョイントできる利便性と静音性重視なら20〜25mm、高重量トレーニングでの安定性重視なら15mm、用途に合わせて適切な厚みを選びます。
安定性とクッション性のバランス:厚ければ良いというものでもなく、厚みが増すと沈み込みも増すため、高重量を扱う足場には薄く安定感のあるマットが向きます。一方で騒音や振動対策には適度な弾力・厚みが不可欠です。自分のトレーニングではどちらを優先したいかで製品を選びましょう(必要に応じて異なるマットを使い分けるのも有効です)。
信頼できる品質のものを選ぶ:ラバーマットは長期投資です。安価なマットは経年で割れたり極端に反り返ったり、ゴム臭が強いケースもあります。専門メーカーの高品質マットは耐久性が高く、安全面でも信頼できます。MBC POWER SHOPで取り扱うSLDSマットのように実際のジムでテストされた製品ならなお安心でしょう。
床はトレーニングの土台となる大切な部分です。適切なラバーマットを導入して、床を保護しつつ騒音トラブルを防ぎ、そして何より自分が安全に思い切りトレーニングできる環境を整えましょう。ホームジムでも商業ジムでも、ラバーマット選びのポイントをおさえて最適な一枚(または組み合わせ)を見つければ、きっと快適で充実したジムライフを送れるはずです。
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