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商業ジムであってもホームジムであっても、ジムに必ず欠かせない器具がウェイトベンチです。
ウェイトベンチは角度調整のできない『フラットベンチ』と角度調整が可能な『アジャスタブルベンチ』に分けられます、本ページではアジャスタブルベンチにフォーカスを当てて、フリーウェイト器具のプロによる解説と選び方、そして日本随一のアジャスタブルベンチラインナップを有する当店の4種類の人気アジャスタブルベンチを比較し、それぞれどういった人におすすめか解説していきます。
毎年様々な新商品が発売されるアジャスタブルベンチ市場について、まずは最近の人気商品の特徴や機能について解説していきます。
アジャスタブルベンチの角度調整機構は大きく分けて、ピンの抜き差しで角度を調整する『ポップピン式』と階段型の角度調整機構を持つ『ラダー式』がありますが、近年は世界的に見てもラダー式が人気の中心になっています。
これは角度調整の容易さや、シンプルな構造からくる故障の少なさ、パーツ交換やメンテンスが不要であるといった点が要因でしょう。
メンテナンスフリーで故障が少ないというのはジム経営者にとっても非常にありがたい特徴で、大規模ジムでもラダー式は人気を増しています。
当店でも、取り扱うアジャスタブルベンチは現在ラダー式が中心となっています。
限られたスペースを有効活用するために重要になるのがベンチに付随する移動用のホイールとハンドル、そして直立保管機能です。
直立保管が可能なベンチは2020年頃から徐々に増えてきており、2025年現在はアジャスタブルベンチの必須機能の1つとなりつつあります。
未使用時のベンチをスムーズに片付けられるかはスペースの限られる小さなジムで重要な機能となるため、特にホームジムユーザーには、これらの機能があるベンチを選ぶことをおすすめします。
アジャスタブルベンチの土台構造は、ベンチプレスの際に足の邪魔になりにくい三本脚、そして安定性に優れる四本脚の物に分かれます。
これにはそれぞれ下記のようなメリットとデメリットがあります。
三本脚
✅ メリット
・ベンチプレス時の足のポジションが自由。
・三脚型となるため床が凸凹した場所でグラグラしない。
❌ デメリット
・フラット状態では側方への安定性が少し低くなる。
・バックパッドを垂直近くまで立てると側方への安定性が大きく落ちる。
四本脚
✅ メリット
・側方の安定性が高い。
・バックパッドを垂直近くまで立てた状態での安定性は三本脚に大きく上回る。
❌ デメリット
・ベンチプレス時に足の置き場が制限されることがある。
・床が凸凹した場所ではグラグラする事がある。
三本脚と四本脚の中間的な特性を持つタイプも人気上昇中
2023年頃より、三本脚と四本脚の利点をあわせ持つタイプとして徐々に増えているのが薄く幅広の前脚を備えたベンチです。
このタイプの前脚は踏んでも邪魔になりにくく、四本脚に近い安定性を持ちながらも三本脚と同じような使いやすさがあります。
トレーニングのバリエーションを向上させるために欠かせないアジャスタブルベンチ。さまざまな種類が市場に出回っていますが、後悔しないためには自分に最適なベンチを選ぶことが重要です。
器具は、その器具を使う人の中で一番大きく強い人に合わせて選ぶ必要があります。
様々な利用者が訪れる商業ジムやアスリート向けの施設であれば大きく頑丈なベンチを選ぶ必要がありますが、ホームジムやプライベートジムでは必ずしもそうではありません、この選択を間違えると狭い空間で大きすぎるベンチを持て余すことにもなりかねません。
メインフレームに鋼鉄チューブを使用したオーソドックスな構造の製品であれば、製品重量を見ればどういった用途を想定して作られているベンチかはある程度判断できます。
ラダー式アジャスタブルベンチの場合
30kg以下 この重量で本格的なトレーニングに使用できる物は作るのは難しいとお考え下さい。
30~40kg 本格的なトレーニングに使用するなら最低限必要な重さ、小柄な女性でも取り回しがしやすい製品重量です。
40~50kg これくらいあると大型アスリートでも使用可能なかなりしっかりした物が中心になってきます、女性や小柄な方には取り回しがしずらくなってきます。
50~60kg 欧米向けに設計された本格的なベンチはこれくらいの重量の物が多くなります、頻繁にあちこち動かすような使い方は普通の体格の男性でも厳しくなります。
60kg以上 欧米の本格的なベンチの中でも特に重厚な造りの物は60kgを超えます、これくらい重いと大柄な男性でも移動させるのは大変ですが、安定感は抜群です。
前述のように近年人気の中心はラダー式ですが、ポップピン式にも根強い人気があります。
ラダー式とポップピン式にはそれぞれ下記のようなメリット・デメリットがあります。
1. ポップピン式
ピンを抜き差しして、角度を調整する方式。
✅ メリット
細かい調整が可能:角度の選択肢が多い製品が多く、加えてデクラインに対応した製品の割合も高い。
安定感が高い:シートをしっかりとロックできるため、ベンチの横に立ってシートに手をかけて行うようなトレーニングも安全に行える。
❌ デメリット
調整に手間がかかる:ピンを抜いて差し直す必要があるため、セット間の調整がスムーズでない。
定期的にメンテンスが必要:ポップピンは消耗品で、摩耗やオイル切れといった原因で動きがスムーズでなくなることがあり、定期的にメンテンスが必要。
2. ラダー式
背もたれを引き上げ、ラダー(階段状のレール)に引っかけることで角度を調整する方式。
✅ メリット
素早い調整が可能:ワンタッチで角度を変えられるため、トレーニングのテンポが良くなる。
メンテナンスフリーで故障しにくい:シンプルで壊れにくい構造のため、長期間使用してもスムーズに動くことが多い。
❌ デメリット
調整の自由度が低い:ピン式に比べて角度の選択肢が少ない製品が多く、デクラインに対応した製品も少ない。
シートは完全に固定されない:シートは完全に固定されず持ち上げれば動くため、ベンチの横に立ってシートに手をかけて行うようなトレーニングには向かない。
アジャスタブルベンチの中にはフットキャッチを装着可能なタイプがあります。
フットキャッチを装着可能なアジャスタブルベンチは腹筋やノルディックハムのような種目も行えるためよりトレーニングのレパートリーを増やせますが、フットキャッチを使用したトレーニングに対応するためにフレーム構造が高コストになり、価格や製品重量も増す傾向にあります。
加えてフットキャッチは未使用時に場所を取るため、使う予定が将来的にも無いのであればあえてフットキャッチの付かないものを選ぶのもよいでしょう。
MBC POWERでは本格的なアジャスタブルベンチの分野で日本随一のラインナップ数がありますが、その中でも特に人気のあるアジャスタブルベンチ4種類について特徴とオススメの使用環境を解説します。
軽量コンパクトなホームジム向け本格アジャスタブルベンチの決定版
製品重量:約35kg
角度調整:ラダー式
フットキャッチ:無し
製品の特徴
本格的でありながらも軽量コンパクトなホームジム向けアジャスタブルベンチの定番商品、2022年7月の販売開始以来、2年半で約1500台を売り上げた当店人気No.1ウェイトベンチです。
こんな人にオススメ
ホームジムやプライベートジムで身長190cmくらいまでの方が使用するのであれば十分なサイズと安定性があります。スペースに制限のあるホームジムでの使用、女性や初心者が中心のプライベートジムでの使用といった用途に適しています。より安定性を求める場合はワイドフロントフットバージョンもご選択いただけます。
多彩なトレーニングに対応した多用途ベンチ
製品重量:約44kg
角度調整:ラダー式
フットキャッチ:有り
製品の特徴
2025年に生産開始したMBC POWER初のFID(フラット・インクライン・デクライン)アジャスタブルベンチ、デクラインでのベンチプレスやフットキャッチのセットしての腹筋、ノルディックハムといった種目にも対応しており、多用途なアジャスタブルベンチを求める方に最適です。
こんな人にオススメ
汎用性の高さに加え、MBC アジャスタブルベンチ コンパクトよりも一回り大きめのサイズと重量で、ホームジムから商業ジムまで幅広く対応しています。
商業ジムやプロアスリート向け施設にも適した大型アジャスタブルベンチ
製品重量:約46kg
角度調整:ラダー式
フットキャッチ:無し
製品の特徴
大型の本格アジャスタブルベンチ、土台は安定性を重視した四本脚タイプでヘビーユースでも安心してご使用いただけます。
こんな人にオススメ
不特定多数の利用する商業ジムやアスリート向け施設へ設置しての使用、特に大柄で筋力の強い方のホームジムでの使用といった用途にピッタリです。
抜群の安定性と堅牢性、重厚なアメリカ製最高級ベンチ
製品重量:約56kg
角度調整:ラダー式
フットキャッチ:無し
製品の特徴
戦車のように頑丈に造られたアメリカ製アジャスタブルベンチ、その大きさと重量感は置いてあるだけでジムの雰囲気を変えます。
こんな人にオススメ
ラグビーやバスケットボールといった大型プロアスリート向け施設、極限の耐久性と安定性を求められる用途での使用、頻繁に動かす必要のない広いフリーウェイトジムといった場所への設置に適しています。
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